打ち合わせ
今日はとある出張に関する打ち合わせがありました。
何か意味のあることをしようと思ったら、たとえそれがなんであれ、コンセプトをしっかりと立ち上げることが大切だと思います。
これまでの自分の経験を振り返ると、「とりあえずやってみよう」で始めることが多く、よく途中で躓いたものです。
コンセプト
それは入口であり、同時に出口です。
ここがぐらつくようだと、「話しになんねぇな」(某先輩のまね)となるわけです。
結局、目的は何で、ゴールはどこかということです。
なんにせよ、ただやみくもに取り組めばいいってもんじゃない、ということを改めて感じています。
今日のミーティングでは、先日読んだ『質問力』(ちくま文庫、齋藤 孝)の内容を意識しました。
具体的には、「相手が話したい、話したくない」、「自分が聞きたい、聞きたくない」で四つのマトリクスを作り、「相手が話したいかつ自分が聞きたいゾーン」に質問を集中させるようにしました。
狙いをもって臨むミーティングというのは、非常にエキサイティングです。
今日はそのなかで、場を俯瞰的に捉え、他者の発言の意図を読み解こうと、冷静に頭を働かせながらミーティングに参加できました。
本を読んで、内容を書き、話し、実践に移すというプロセスを通じて、着々と自分が変化しています。
自分よりレベルの高い人と対話することは、自分の思考力や対話力を磨くうえではまたとないチャンス。
大切にしていきたいです。
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