生涯録

16歳の熱をいつまでも since2013

ゼロベース

新しい環境のなかで、ゼロに戻る。しがらみのないところに生きる。やがてまたしがらみが生まれてくるにせよ。ゼロからのスタートだ。

 

私は自分をもっと大切にしたい。自分のことをもっと大切にしたい。家族のことを大切にしたい。

 

他人との関わりというのは、ある意味やっかいだ。なぜなら自分の至らない点ばかりが目につくから。比べずにはいられないから。

 

誤解のないように言っておくと、私は、自分を大切にすることと他人との関わりを大切にすることは両立可能なものだと考えている。

 

比べる、ということで思い出したが、家庭環境からくる承認欲求の強さについて友人から言及を受けた。母子家庭に育った人は共通して承認欲求が強い、と。「あぁ、たしかに」と思った。自分が正しからぬ存在であるような潜在意識があって、何をやっても他人に比べて劣っていると感じてしまうのだろう。だから成功とか地位とか名声に飢えている。認められたい、という気持ちが人よりも強くなってしまう。

 

「そんなのは(母子家庭に育った人間が劣った存在であるということは)、決して正しくない」と、思わなくもない。

あるいは客観的にはそうなのかもしれない。

 

いずれにせよ、私は自分が劣った存在だと考えている。

自分の好きなこと、やると決めたことを行っていくことで、そうした劣等感を少なからず解消できるのではないかと考えている。

 

他人の人生を生きていないか、考える。

 

私は自分の人生を生きたい。

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