生涯録

16歳の熱をいつまでも since2013

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

文庫『ノルウェイの森』下巻P132より

僕はある画家をインタヴューするためにニュー・メキシコ州サンタ・フェの町に来ていて、夕方近所のピツァ・ハウスに入ってビールを飲みピツァをかじりながら奇蹟のように美しい夕陽を眺めていた。世界中のすべてが赤く染まっていた。僕の手から皿からテーブ…

喪失、人生の震え、存在の証明

21歳から24歳にかけて、とてつもなく惹きつけられた人がいた。 25歳、26歳と、学校を卒業したあとも、折に触れて僕はその人のことを考えないわけにはいかなかった。 その人が結婚することになった。その人にとって当然ながら身近な存在であり、僕にとっても…

しがない会社員がSEKAI NO OWARIを最近好んで聞くようになった3つの理由

最近セカオワ(SEKAI NO OWARI)がアツい。 彼らの手がける楽曲は、ポップでハートウォーミングで、曲ごとに独特の世界観がある。 「ナニヲイマサラ」な感はぬぐえないが、今回のエントリーでは、なぜしがない26歳会社員marupuroが彼らの音楽に惹きつけられ…

手紙、Oさんの助言、山

調べるんじゃなかった。知らないでいた方が幸せなことってあります。 その写真のなかに、かげりのない笑顔というのを見ました。 あんな風に澄んで笑えることが、笑い合えることがどれほど稀有で幸福であるかを想像し、同時に自分がどれほどいい加減な態度で…

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