生涯録

16歳の熱をいつまでも since2013

I”s

桂正和さんは天才だと思う。
これだけ物語の世界にどっぷりと浸かるのはいつぶりだろうか。

おもしろい。引き込まれる。

TSUTAYAで通常のコミックスを借りて全巻一気に読んだあと、満喫で読み直し、それでも飽き足らずに文庫版を購入して読み直している。

本作に対してよく引き合いに出される「いちご100%」にはない悲愴感、ある種の暗さがI”sにはある。作品では、人間の心の光と闇が描かれている。光あるところに陰あり、陰あるところに光あり。

「光」ばかりが強調されがちなハーレム漫画とI”sが一線を画す所以はそこにあると思う。

「苦い陰影」が物語に深みをもたらしているのだ。その意味で秋葉いつきというのはI”sにとって必要不可欠な存在だ。

詳細は省く。

I”sはこれからも折にふれ読み返したい。

今後、電影少女やD.N.A2?などにも私の興味は拡がっていくのだろうな。

改めて私は思う
人は心底から物語(ないしは「ドラマ」)を欲しているのだ

人のいるところに物語あり。

まだまだ読みたい本に漫画、そして見たい景色がある。

だから生きることは素晴らしい。

生きることはけっしてつらいことだけじゃない。





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