生涯録

16歳の熱をいつまでも since2013

音の不思議

 
音楽のことを語ろうとしているわけではありません。
 
たとえばある男の子が由紀という名前の女の子を好きだとします。大好きだとします。しかし特別な事情から由紀とはたまーにしか会えません。年に一回とか、そのくらい。
その男の子は別のコミュニティで有希という名前の女の子に出会います。読み方はいずれもユキです。
 
男の子は由紀にふだん話しかけるときは名字で~さんと言い、心の中では「由紀さん」と呼びます。対して有希に話しかけるときは「有希ちゃん」と呼びます。
 
二人のユキの共通点はそう多くないはずなのに、ユキちゃんユキちゃんと声に出して(音にして)いるうちに、男の子は次第にユキちゃんに強く心を惹かれるようになります。
 
…という大胆で意味のない仮説を提起して昼休みを終えることとします。
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