生涯録

16歳の熱をいつまでも since2013

目上の方に対する相づちを控える

目上の方に対し、尊敬と共感が入り混じって、ついつい首を振り過ぎてしまう。

こんな経験をお持ちの方はいないだろうか?

かくいう自分こそ、まさにこの「相づち(頷き)病」患者であったりする。

目上の方の話に対し、わかったように相づちを打つのは大変な失礼に相当する。

相づちや頷きというのは、「そんなのわかっているよ(わかりきっているよ)」というシグナルに捉えられかねないので注意が必要だ。

先日のミーティングでも、尊敬する職員さんのお話しを聴きながら、相づち病が発症してしまい、途中から残念な空気になってしまった。

「なんとなく」ではなく、スピーカーである職員さんの視線と、場の空気感が変わったのである。

尊敬するからこそ、首を振らずに(振り過ぎずに)黙って、誠意をもって、集中して話しを聴きたい。

明日の重要会合においては、以上に注意しつつ、『質問力』(ちくま文庫、齋藤 孝、先日本ブログでも紹介)で学んだ座標軸を意識して対話を進めたい。

会合の目的、集まった人、場の雰囲気、文脈というものを意識して、他者の胸を目掛けて、意図のある質問を。

意図不在のノンフィルターマシンガントーカーは、卒業である。



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そういえば、過度な相づちが失礼であるというのは『憂鬱でなければ、仕事じゃない』で見城徹さん(幻冬舎代表取締役)も強調しておっしゃっていました。

『憂鬱でなければ…』はいい本です。

帯にはこうあります。
「あなたの仕事脳が目覚める一冊!」

さて、はたらきましょう。

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