しがない会社員がSEKAI NO OWARIを最近好んで聞くようになった3つの理由
最近セカオワ（SEKAI NO OWARI）がアツい。
彼らの手がける楽曲は、ポップでハートウォーミングで、曲ごとに独特の世界観がある。
「ナニヲイマサラ」な感はぬぐえないが、今回のエントリーでは、なぜしがない26歳会社員marupuroが彼らの音楽に惹きつけられるのか考えてみる。
しがない26歳会社員marupuroがSEKAI NO OWARIを好んで聞くようになった3つの理由：
- ヴァーチャルで幻想的な世界観と歌詞の優しさ
- メンバーの独特な経歴
- SAORIのかわいさ
１．ヴァーチャルで幻想的な世界観と歌詞の優しさ
えっ、なにこれ、ゲームのなかの話？をそのまま歌にしたん？
そう思わせるのは「眠り姫」という曲だ。
ゲームと現実世界にゆるいつながりを持たせてあるかのような。
ぼーっと火を吹くドラゴンも僕ら二人で戦ったね
勇者の剣も見つけてきたよね
初めて聞いたときは耳を疑った。
今ドラゴンとか勇者の剣とか聞こえてきたけど、えっ？
ドラゴンクエスト世代なら思わず反応してしまう歌詞だ。
Ah 君はいつの日か 深い眠りに落ちてしまうんだね
そしたらもう目を覚まさないんだね
ポップ・アップチューンからいきなりポップ・バラード調に変調して曲が哀愁を帯びる。
誰にでも「僕」に対する「君」という存在がいるものだが、
この「眠り姫」という曲では、その「君」がいつまでも「僕」のそばにはいてくれないこと、そう遠くない将来、いつか二人に別れがくることを思ってひとり切なく陶酔しているのだ。基本的には恋人がいる者のための歌だと思う。
しかも語尾の「ね」の多いこと多いこと。
この優しく語りかけてくる感じ、ピュアーな歌詞につい共感してしまうのだ。
20代会社員をやっていると、日常に忙殺され、目の前の仕事をいかにやり過ごすかで精いっぱいななか、少年の魂を失ってしまいがちだ。SEKAI NO OWARIの音楽は少年の心を思い出させてくれる。
２．メンバーの独特な経歴
以下、抜粋。
＜ボーカルFukase＞
高校中退からの米国留学→２週間でパニック障害になり帰国。
要するに繊細だということ。その繊細さが稀有な楽曲を生み出しているといっても過言ではないはず。声がまるで少年のようにさわやかで軽やか。初めて聞いたときはスピッツを彷彿とした。同級生にいそう。
＜ピアノSaori＞
音楽高校、音大卒。音楽科の教員免許を持っている。
ピアノ講師として四年間のバイト経験がある。
深瀬とは幼稚園小中学と同じで、一時期は恋仲にあったとも言われている。
SaoriのTwitterをちらっとのぞけば分かることだが、どうやら小さいころからピアノをやりまくってきたガチなピアニストだ。そしてかわいい。
Saori(SEKAINOOWARI) (@saori_skow) | Twitter
３．Saoriのかわいさ
いやもう驚いた。かわいいって、顔だちやら容姿やらが特別に秀でてかわいいというのとはまた違うと思う。もちろん顔だちや容姿も素晴らしくかわいい（美しい）。しかし、彼女のかわいさについてそういう軸で評価するのはふさわしくない気がする。言い換えるなら彼女の容姿に関する言及は、彼女の本来のかわいさなり美しさに対して必ずしもフェアでない気がする。
個人の好みの問題であるからして、非常に説明しがたいところではあるが、一言で言うと魅力的なのだ。惹きつけられるのだ。
……実はまだSEKAI NO OWARIを聞くようになって日が浅い（2か月くらい）
そんななか今回のようなエントリーが、もしもセカオワファンの人の目に触れてしまったら…と思うとたいへん恐れ多い。少し前の話になるが映画「進撃の巨人」でも挿入歌として「SOS」「ANTI-HERO」が使われた。＜SEKAI NO OWARI＞は今後の活躍がますます期待されて目が離せないアーティストだ。
（オマケ）
セカオワといえばやっぱりこれでしょ↓
