砂をそっと両手で持っていると保たれるが、握りしめると砂は手の上をすべり落ちていく
タイトルは、
赤いレオタードでおまるにまたがります(@omaru_uwabaki)さん
の言葉。
略さずに書くと、次のとおり。
「細かい砂をそっと両手で持っていると保たれますが、握りしめると砂はどんどん滑り落ちていきます。なにかを持っていようとするならば、それに対してあまり思い入れを強くしてはいけないのかもしれません。」
ちょっといい言葉過ぎて、TLで出くわして不意に胸が打たれてしまった。
自分はこの言葉を恋愛の文脈で読んだのだけど、結局、男女の「好き」ってなんなんだろうなあなんて考えてしまった。
恋愛なんていうものは、煎じ詰めれば遺伝子に組み込まれた本能的な欲求で、どういうレベルで相手のどこがどう好きだ、とかいうことに意味などないのではないかと常々思ってしまう。
そういう意味ではすごく冷めてる。そして絶対に相手に飽きるし、逆に飽きられる、ということを(幸か不幸か)信じきってしまっている。永遠なんて信じない、と。
一方で、それが本当は永遠を信じたい、永遠に憧れている自分の裏返しの感情なのではないかと思いもするのだ。思いもする、というより、まあ事実そうなんだけど。
いつまでも出逢った頃のような二人でありたい。
そのために以下を意識してみる。
・あまり頻繁に会わない
・美しくあることに努める(まずは脱オタク)
・会っていない時間を大切にする
漠然としすぎているが、書き続ける体力が失せてしまったため本日はここまで。