ごぼう茶の効能

医師の南雲吉則さんが自身の著書でアンチエイジングの秘訣として紹介し、一躍ブームとなったごぼう茶。

実は、私も毎日こっそり水筒に入れて、持ち歩いて飲んでいます。

今日は、その効能についてさらっとまとめておきましょう。

早速、箇条書きにてその効能をば。（括弧内は効能の由来）

むくみの解消、筋肉を正常に保つ（カリウム）
排泄促進、腸内環境の整備（食物繊維、イヌリン）

高血圧、糖尿病に対し一定の効果（水溶性食物繊維）

ダイエット効果（サポニン、アスパラギン酸）

肌荒れの治癒（アルギニン、美肌によい栄養素）

エネルギー代謝の補助（リン）

ごぼう茶、す、すばらしい…！また当然といえば当然かもしれませんが、ごぼう茶は無添加で、低カロリー。そしてカフェインが含まれていませんので夜飲んでも直接的な睡眠の妨げになることはないという点がいいですよね。

これだけ見るとごぼう茶ばんざーい、となるわけですが、意外と知られていないその副作用についても、箇条書きで記しておきましょう。

腸のなかを傷つけてしまう可能性（食物繊維の"粗さ"から）

人によってはアレルギー反応（ごぼう茶の"アク"由来）

胃痛、下痢（サポニン、悪玉コレステロールのみならず、善玉コレステロールを分解してしまうことがある）

パッケージにこれらに対する注意が書かれているような製品であれば、カスタマーフレンドリーですが、なかには美徳部分だけを語るような製品も。効能に引かれて買ったはいいけれど、お腹を壊してしまった、という報告も出ていますのでやはり合う・合わないがあるということです。

最後に、ごぼう茶の作り方を紹介します。

よく水洗いをして泥を落とし、皮つきのまま包丁でささがきにする

ささがきにしたごぼうを水にさらさず、新聞紙の上に広げて半日ほど（夏なら2～3時間）天日干しにする

天日干ししたフライパンで10分ほど、油を使わずに乾煎りする

煙が出てくる寸前でやめ、そのまま急須に入れ、お湯をそそげばできあがり！

『50歳を超えても30代に見える生き方』南雲吉則

このように手作りでほんの少しの手間をかけて飲んでみてもいいし、現在では市販の製品のラインナップも充実しています。お茶の井○田などのお茶屋さんにはどこでも置いてありますし、ごぼう茶商品を取り扱ったネットショップも多数あります。

価格はピンからキリまでありますが、高いもので120個のティーパックで6000円近く（1杯あたり約30円程度の価格）で、安いものでは量は減るかと思いますが1000円を切っていますので、興味のある方はチェックなさってみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

（以下、参考テキストを挙げておきます。）